トレインテキスト

ヤノヨシタカの散文的な随筆です。「通勤電車の中で読んで笑って恥ずかしい思いをすればいいのに」をコンセプトに書いています。至って真面目に書いてます。

1/3の純情な感情

「壊れるほど愛しても 1/3も伝わらない」

知る人ぞ知るSIAM SHADEの名曲の一節ですが
壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないって相当です。

これを初めて聴いた中学当時から「相当だな」とは思ってたんですが
人間がぶっ壊れそうな程に愛情表現して
その気持ちの伝達が30%未満ってのはいかがなものか。

だがしかし、次の歌詞を聴いて事情を把握。
「I love you(アイラブユー)さえ言えないでいるMy heart(マイハート)」

気持ち言ってないんかい て言う。
それで壊れるとかよく言えたもんだ。

一人、家で悶々として

「やべ、壊れる」

とりあえずパジャマ着て

「やべ、1/3も伝わならない」

シャムは一体何をシェイドしているのか。
しかも続けざまに
「凍てつく夜の寒さもGoodこらえられる」

やかましいわ。

凍てつく寒さ(推定ー3℃以下)をGoodに堪える耐久力あるなら
ゴチャゴチャ言ってないで好きな子に思い切りぶつかって行けよ。

ここまで書いてほとんどの人はお気付きだろうが
歌詞がかなり痛い。

メロディーと声が良いので当時は何とも思わなかったが
改めて読んでみるとこっちが恥ずかしくなるくらい歌詞がヤバイ。

中でもBメロがズバ抜けている。

「どんなに困難で難関な壁も越えるから
どれだけ君を愛したら この想い届くのだろう
見つめられると言えない 言葉が宙に舞う」

いや

見つめられたら緊張して言えないって
その前にあんた「どんな困難で難関な壁」も越えられるんじゃないのか っていう。

壁、

全然超えられてないじゃないですか。

最後が一番破壊力あります。

「どれだけ君を愛したら この想い届くのだろう」

問: どれだけ君を愛したら この想いは届くのでしょうか。
具体的に案を述べなさい。(全10点)

答: 口で言えよ。(10点)

Give me smile and shine days
ギブ ミー スマイル アンド シャイン デイズ

とか言ってる暇あったら
それ本人に言えよ っていう。

でもいいんです。
好きだからお風呂場でまた歌います。